早朝4時出発でアブシンベル神殿へ。
アスワンからアブシンベルまでの約300km、砂漠の中を走るので、テロの危険があるため、警察の護衛付きでの移動のため、団体で集合しての出発です。早朝なのは、暗い方がテロに遭いにくいからだそうです。
3時45分にホテルを出て、4時に集合場所へ。続々とバスが集まり、警察官と打ち合わせたりして、4時半出発です。移動中始めは真っ暗で何も見えなかったのですが、明るくなり見えてくると、砂漠、ちょっとした部落、砂漠、ちょっとした部落、の繰り返しでした。
約3時間後、やっと到着。突然観光地って感じです。
入口を入ると見えるのは何もない丘。この丘の反対側に回ると・・・・・
アスワンハイダムの建設計画により、水没の危機にあったのを、ユネスコの国際的な救済活動により、1964年から1968年の間に、1600もの正確なブロックに分割されて、約60m上方、ナイル川から210m離れた丘に移築されたそうです。世界遺産創設のきっかけとなった記念すべき遺跡です。
4体ともラムセス2世像で、左から20代、30代、40代、60代です。
30代の像は完成の7年後の大地震により崩れてしまったそうです。
続いて隣の小神殿。
ラムセス2世の第1王妃のネフェルタリのための神殿です。
どの像もきれいで自信に満ち溢れた顔をしています。
このすばらしい遺跡が水没なんて、考えられませんよね。。。
テロの恐怖はあったけれど、3時間以上かけて来る価値十分でした。
もうライフル持った警察官や軍隊、見慣れたカモ・・・。
帰りも一斉に団体で帰りました。
途中、サハラ砂漠で蜃気楼見ました。
ワンネタではありませんが・・・
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